vol.44 ドラマ「独身貴族」の"独特"の雰囲気
独身貴族というドラマ
テレビっ子である私は暇さえあればTVをつけています。部屋に音がないと無性に不安になるということもあるので消すことが出来ないんですね。テレビの時間は私にとっては愛しい時間で、そんな中でテレビドラマというのは幼少から欠かさずチェックしています。そんな私から今回ご紹介するのは、独身貴族というドラマ。まだ始まって数話しか見ていないので正確なストーリーを把握しているかは微妙なところですがざっと説明すると
このドラマを見て個人的に感じたことは、心根にある力強い雰囲気っていーなぁってこと。このドラマの雰囲気もそうなんだけど、北川景子演じるあじさい好きの脚本家志望の女性も、一見ドジでアホで使い物にならないポンコツ人間丸出しなんだけど、脚本のこととなったら意地になって凄まじいエナジーを発する。そのエナジーからは力強い信念みたいなものを凄く感じて、私の人生これ一本なのよ!みたいなことをオーラで語ってる。センスがどうのこうのじゃなくて、自分がやりたいんだからやるみたいな確固たる目標を貫いているのが良いなって思う。
後、このドラマの独特の雰囲気もいいなって。ヒューマンチックなドラマも好きだけど、こういうモノづくりの世界観とかって俗世間から少し離れた部分を演出していて、何か古臭いんだけどそれに味があって、噛めば噛むほど美味しくなるキャラメルみたいなあの雰囲気がたまらないんだよね(奥深い)。確かに、私の生きている世界はこんな華麗なる世界ではないしキャピキャピしながら仕事して、Theマダムみたいな奥様がお見合いの話を持ってきてはごめんあそばせみたいなことも言ってくれる貴族社会ではないけれど、こういう世界も多少なりとも憧れはあって、若くしていい暮らしを手に入れている感じとかバリバリ仕事をこなしている感じとか創造的な仕事とかをやっているのは別世界な感じが私の心をくすぐります。
こういうドラマをみると、なんて日常世界って退屈なんだろうなんて物思いに更けてしまうけど、嗚呼でも自分らしく生きていくのって大事なんだ、周囲と合わせることも大事だけど個を主張することを忘れてはいけないんだなって気付かされる。やっぱり、夢に向かって奔走する系は私の好物なのかも。
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