広告とか人間とかのネタ帳

電車の中でも誰かを出抜くときでも!PC・スマートフォンで絵と動画と文字で見て読むコラム

vol.40 好かれる為の図々しさ

f:id:rereten:20131019162116j:plain
 ずうずうしい人。
いつも笑顔で、屈託のない笑みを皆に振舞っている。
隣には、大柄の人がいる。あまり笑わない人だ。
けれど、彼は得意のくしゃっとした笑顔で相手の緊張を解く(ほどく)。
対人関係が苦手そうなあの人も、彼のアプローチは満更でもないように見える。
そうやって彼は、人のスペースに入り込むのだろう。


 困ったとき、助けが欲しいとき、誰かに頼ることを躊躇しない。
むしろ、媚びてる自分が好きって感じがする。甘え上手だ。
その姿はこちらから見えるとあざとく厭らしい小悪魔だ。
でも、言い寄られた人は、そうは思っていないみたい。
むしろ、喜んでいる。それが不思議で、滑稽だ。


 図々しい人って生き方が上手い。
だって、自分がしなきゃいけないことを誰かに頼むことが巧くて
自分は何もしなくて良くて、しかもそれを相手も厭わなくて、
んで、そういう人は何かと可愛がられて。

 
 ずうずうしいって語源は、図々しいって書いて、
企みとかって意味が含まれてるんだってね。
だから、要するに全部計算でやってるわけよね。
こうすれば可愛がられるってことを知っていて実行するわけ天才かよ。

 
 なんだろうね、多分思うに
私の力が役に立った!」とか「やった甲斐があったわぁ」とか
そういう気持ちが犠牲愛とかいうのに訴えかけて、
本能的な部分が反応しちゃうんだろうなって思う。
やっぱり、自分が認められると嬉しいからね。存在価値みたいなやつ。


 図々しい人は、相手の存在価値を引き出すのが上手いのかな。
そういう人は自分がやられて嬉しい事を相手にもしてあげなさい理論を徹底的に理解してるんだ。
そして、自分自身のことも凄い分かってる。それが無意識であろうともね。

 
 
 誰かに好かれる人、可愛がられる人は、
なんかそういう基礎的な(自己理解)をちゃんとしてる。
だから応用もできるし、実際に見てても気持ち良い。
相手は自分の写し鏡だとあるように、
誰かを理解するのには、まず自分自身を理解しないといけないなって思って着地した。


人様に可愛がられる人になりなさい

人様に可愛がられる人になりなさい