vol.7 プライミング効果って知ってる?
プライミング効果とは
あらかじめある事柄を見聞きしておくことにより、別の事柄が覚えやすくなったり、思い出しやすくなることをいう。ここで先に見聞きする事柄をプライムと呼ぶ(影響を受ける別の事柄はターゲットと呼ぶ)。たとえば、連想ゲームをする前に、あらかじめ果物の話をしておくと、赤という言葉から「りんご」や「いちご」が連想されやすくなる。また車の話をしておけば、同じ赤という言葉から「信号」や「スポーツカー」が連想されやすくなる。こうした効果が生じるのは、単語や概念が互いにネットワークを形成しているためだと考えられる。 指導場面では、先に手本を示したり、覚えさせたい事柄について雑談してから教えることで、プライミング効果による学習効率の上昇が期待できる。”kotobank引用。
だそうです。つまり、「口コミ」の活力源 ともいえるやつ
事前になんらかの情報をキャッチしており、事後に体験したことは先行情報の先入観によって認知してしまう現象ですね。
例えば、美容院やエステサロンや飲食店なんかでは自然発生的な機会によってプライミング効果を体験していると思います。「凄いオシャレな店舗だよ!」「とても美味しかった!」なんて友人との些細な会話からでもプライミング効果を受けていますよね。
最近では、この効果を使ってステルスマーケティングだとかって手法があるみたいですが、私が思うに、知らない人や信用できない人からの先行情報なんて取るに足らないものだと感じます。
信用できる人からの先行情報であってこそ、プライミングの優位性って働くんじゃないのかなって思います。これに関しては、「SNSの上手な使い方」とか調べればたくさん出てきそうですね。